フィリピンに移住

フィリピンに「来てよかった」と思えるおすすめスポットを紹介します。

「フィリピン移住を計画しているけど、フィリピンがどんな国なのかイマイチ分からない。治安や現地のご飯、言葉、それから魅力的なスポットがあれば知りたい」

と考えている方へ。

そこで今回はフィリピンの治安や言葉などの基本情報から「来てよかった!」と思えるスポットをご紹介します!

有名どころから知る人ぞ知るローカルスポットまで幅広くピックアップしたので、ぜひ最後までご覧ください。

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フィリピンってどんな国?

7,000を超える島々からなる東南アジアの国「フィリピン」。美しく広がるサンゴ礁や緑あふれる景色、咲き乱れる花々。訪れる者の心を動かす、ダイナミックな光景が広がっています。

また、東南アジアならではのカオスな雰囲気がにじみ出た首都マニラ、開放感たっぷりのビーチリゾート、手つかずの大自然が広がる島々。色彩豊かでバラエティーに富んだ観光を楽しめる国でもあります。人口は1億1千万人と、日本とさほど変わりません。

【少し注意が必要】フィリピンの治安は実際どう?

フィリピンと治安は、タイまマレーシアと比べても決して安全とは言えません。きちんと対策をしておけば問題ありませんが、スリや引ったくり、詐欺、置き引きが比較的多いです。

首都マニラにおいては、睡眠薬の入った食べ物や飲み物を飲ませて、その隙に所持品を奪う「睡眠薬強盗」の被害が起こっています。

命にかかわるような危険に巻き込まれるリスクは低いですが、身の回り品には十分注意しておいた方がよいでしょう。またフィリピンの地域によっては、武装ゲリラが活動しているところもあるので、事前にきちんと調べてから観光しましょう。

【日本人の口に合うものばかり】フィリピンのご飯は?

フィリピン料理と聞いてパッと思い浮かぶものがありますか?正直ないですよね…。多くの日本人には馴染みのないフィリピン料理ですが、実は日本人の味覚に合う料理たちがたくさんあるんです。

その理由はいくつかあって、まず主食が米であること。そして、醤油や塩、オイスターソース、ケチャップといった日本人の好きな調味料で味付けされていることです。

レストランや屋台に入っても「あれ?日本で見たことあるような…」な料理がたくさんあるので驚きます。なかでも美味しいフィリピン料理をいくつかご紹介しますね。

シシグ

豚肉を炒めた鉄板料理「シシグ」。細かく刻んだ豚肉をベースに、醤油、にんにく、ビネガー、唐辛子を合わせて炒めたフィリピンのソウルフードです。

ご飯に乗せて食べると絶品!また濃いめに味付けされているので、ビールとの相性も抜群です。フィリピン名物「サンミゲルビール」のお供にもぜひ。

パンシットカントン

日本でいう”焼きそば”にとても似ている料理「パンシットカントン」。生麺もしくはビーフンを主に、豚肉や玉ねぎ、にんにく、キャベツ、ピーマンを一緒に炒めて作ります。

味付けはソースではなく醤油、塩、ナンプラー、胡椒などを使っているので、見た目のわりにあっさりとした味わいですね。年中常夏のフィリピンでもサラッと食べられる定番料理です。

Lechon(レチョン)

フィリピンのお祭りやイベントでよく見かける定番料理「レチョン」。

よく知られている”豚の丸焼き”のことで、内臓を取り除いて香草を詰めた子豚を、炭火でじっくりと焼きあげていきます。

外はパリパリ、中は柔らかくジューシーなお肉は食べごたえ満点!

また、豚以外にも鳥を使ったレチョンもあります。豚の丸焼きは「レチョンバボイ」、鳥の丸焼きは「レチョンマノック」と呼ばれています。

Kare Kare(カレ カレ)

名前、見た目ともにカレーを思わせる「カレカレ」。

実はカレーとは少し異なり、牛肉とナス、インゲンなどをピーナッソースで煮込んだ料理です。味わいはマイルドで、カレーのような辛さもまったくありません。

日本ではあまり馴染みのないピーナッツソースは、食べてみるとクセになりますよ。

ルンピア

日本でいう春巻きのような見た目のフィリピン料理です。

屋台で売られていることが多く、サイズも一口大なので食べやすさも◯。

ルンピアの具材は日本の春巻きとほとんど変わりませんが、チリソースや甘めのタレにつけて食べます。一度食べればやみつきになる美味しさです!

【英語が通じる】フィリピンの文化・言語事情は?

フィリピンはカトリックの色が強く、カトリックが83%、キリスト教が10%、イスラムが5%となっており、国民のほとんどがカトリック系のキリスト教徒です。

そのことから、フィリピン国内には至るところに教会があり、美しい石造りの教会や、数千本からなるパイプオルガンのある教会など多彩です。

国の言語は、「フィリピノ(タガログ)語」です。またフィリピンでは日常的に英語が話されているので、英会話ができれば旅に困ることはありません。

英語が共通語がゆえに、フィリピンでは英語留学が盛り上がっており、多くの日本人が留学先として訪れています。

【コスパ◎】フィリピンの物価は?

フィリピンの物価は、日本の約3分の1ほどで、通貨は「ペソ(PHP)」です。

日本と比べると圧倒的なコスパなので、節約したいバックパッカーにもおすすめですね。

ただ、マニラなどの大都市はやや高めになっています。いくつか物価の例を挙げると、

  • ミネラルウォーター:約46円
  • 庶民的なレストラン:約115円
  • Tシャツ:約230円バス:約28円
  • タクシー:約92円~
  • ゲストハウス:約500円~
  • 中級ホテル:約1500円~

食費、移動費、宿泊費ともにかなり安く済みますね。

ただ、あまりにコスパを求めすぎると、屋台や格安ゲストハウスだと衛生面が安心できない場合があります。

お金に余裕があるのなら、少し高級めなホテルやレストランに入ってみると、より快適な旅ができるでしょう。

「来てよかった」と思えるフィリピンの観光スポット10選

最後にフィリピン観光のおすすめスポットをご紹介します!

数ある観光地のなかでも心の底から「来てよかった」と思える場所を10個ピックアップしました。

どこのスポットも、きっとあなたの心を癒してくれるはず。

世界有数のリゾート地「ボラカイ島」

“世界のベストリゾートアイランド”にも選ばれたことのあるフィリピンの名島「ボラカイ島」。

島の西側に広がる美しいホワイトビーチと遠浅の海はオススメです。

心震わすオーシャンビューをはじめシュノーケリングやダイビングなどのアクティビティも必見。

ビーチ沿いにはショップやレストランバーがずらりと並んでいるので、どこに居ても楽しめることでしょう。

また、格安ゲストハウスから高級リゾートまでがそろっているので、旅のスタイルに問わない滞在が可能です。

フィリピン経済の中心「マカティ」

フィリピンが誇る大都市マニラにある地区「マカティ」。

ここマカティはショッピングモールやブランドショップ、高層ビルが立ち並ぶ地区で、フィリピン経済の中心でもあります。

地区内を散策すれば東南味ならではのローカル感、そしてパワフルさを感じられますよ。

ダイナミックな自然だけでなく、ぜひフィリピンならではのモダンな街並みも満喫しましょう!

観光客はまず足を運ばない穴場「カタンドゥアネス島」

ほとんどの旅行者が知らない超ディープスポット「カタンドゥアネス島」。

よく熱帯暴風雨にさらされることから「ハウリング風の国」と呼ばれていますが、ひとたび足を踏み入れれば、そこには大興奮の絶景が広がっています。

スペインの統治時代から残る協会をはじめ、美しいビーチ、大迫力の滝、果てしなく広がる大海原、そのすべてがダイナミックです。

マニラから直行便も出ているのでアクセスも良いので「みんなが行くところには行きたくない」という人はぜひ。

フィリピンの歴史を感じられる地「ドゥマゲッティ」

都会すぎず田舎すぎない、居心地のよい雰囲気を楽しめる「ドゥマゲッティ」。

フィリピンならではの開けた自然はもちろん、歴史的建造物が見どころのスポットです。のんびりと町歩きを楽しむのがおすすめですね。

また世界中の旅人を魅了する、ドゥマゲッティ名物お菓子「シルヴァナス」も見逃せません。

それから、ドゥマゲッティ観光のついでに、海洋自然保護区として保護される「アポ島」に訪れるのもアリです。透明度バツグンの海が広がります。

チョコレートの山々が広がる!?「ボホール島」

今やフィリピン観光の定番になりつつある「ボホール島」。

この島の代名詞となっているのが「チョコレートヒルズ」です。島内にある”緑の草で覆われた幻想的な山々”は、フィリピンの乾季になると茶色に色づきます。

そこには、まるでチョコレートで覆われたかのような光景が広がり、多くの観光客がその絶景を求めて足を運んでいるわけです。

また、チョコレートヒルズ以外にも、世界最小のメガネザル「ターシャ」の保護区がある島としても知られています。

1日に2回しか姿を現さない幻の島「カミギン・ホワイトアイランド」

ミンダナオ島から北の沖合にある、カミギン島。

この島にある「ホワイトアイランド」には美しすぎる絶景が広がっています。ホワイトアイランドと呼ばれるビーチは、潮の満ち引きの影響で、朝と夕方にしか姿を現さない幻のスポットとして知られています。

ビーチを囲む透明度抜群のエメラルドブルーの海は、見ているだけで心が癒されますよ。

また、透き通った海をダイビングすることもできます。他では絶対に味わえない癒しの体験をしてみてはいかが?

圧倒的なスケールの自然を満喫「カラマオン島」

テレビ番組でもたびたび登場する大自然広がる島「カラマオン島」。

ここカラマオンは、都会の喧騒から離れたい人にはぴったりの場所です。

真っ白に広がるビーチ、エメラルドに透き通った海、アドベンチャー感あふれる洞窟、無数の星が広がる夜空、圧倒的な大自然が広がっています。

オーシャンビューはもちろん、シュノーケルやカヤックでの水遊び、洞窟散策までアクティビティも充実。あまりにスケールの大きな自然に、心奮わせること間違いありません。

アジアが誇るリゾート地「セブ島」

今やアジアを代表するリゾート地となった「セブ島」。

日本からも直行便が出ていることから、多くの観光客でにぎわいます。

また英語の語学留学先としても人気を集めるスポットです。ビーチに行けばエメラルドの海が広がり、中心部に行けばショッピングも楽しめます。

格安宿からラグジュアリーな高級ホテルまでそろっているので、節約したいバックパッカー・ご褒美での家族旅行などシーンを問わずに楽しめます。

フィリピンの”緑”の絶景が広がる「コルディリェーラの棚田群」

マニラならバスを乗り継いで5~7時間程のところにある秘境「コルディリェーラ」。

ここの町に広がる棚田群が必見です!世界遺産にも登録されている棚田群は、2000年にも渡って少数民族のイフガオ族によって受け継がれてきました。

フィリピンといえばオーシャンビューばかりに目が行きがちですが、この棚田群を見れば、「フィリピンの緑」にも圧倒されること間違いなしです。

躍動感あふれるダンスイベントで盛り上がる!「イロイロ」

フィリピン中央部にあるパナイ島にある都市「イロイロ」。

通称”愛の街”とも言われており、カラフルな衣装を身にまとったダンサーが踊りを披露する「ディナギャン・フェスティバル」が開催される地として知られています。

躍動感あふれる踊りはもちろん、地方都市ならではの”のどかな雰囲気”も満喫できます。

フェスティバルの開催日は毎年1月の第4週の土日となっていますが、タイミングを合わせて行く価値は大いにアリです。

大迫力の大自然から都市でのショッピングまで。フィリピンを楽しみ尽くそう!

フィリピン観光の楽しみ方・おすすめスポットをご紹介しました!

いかがでしたか?

今や旅行先としてポピュラーになってきたフィリピンですが、海や山などの大自然をはじめ、都市でのショッピングなど幅広い楽しみ方ができます。

フィリピンには無数の島があるので、首都マニラだけでなく、飛行機や船を使っての島巡りもしてみてください。まるで異世界に来たかのような、圧倒的スケールの大自然が待っているはずです。