タイに移住

タイの屋台を100倍楽しむための方法とバンコクのおすすめ屋台ご紹介

「タイに旅行へ行く予定だけど、現地の”屋台”の楽しみ方を知りたい!」「どんなものが食べられるのか?」「また美味しいお店を見つける方法を事前に知っておきたい」と考えているあなたへ。

そこで今回は【タイの屋台完全ガイド】と称して、タイ屋台の楽しみ方や屋台で食べられるメニュー、美味しいお店の見つけ方などを、屋台を100倍楽しむ方法をご紹介します。

そして後半には、「バンコクで行きたい屋台街5選」もご紹介しますので、最後までお見逃しなく!

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タイの食といえばやっぱり屋台!

 

東南アジアを代表する観光大国タイ。なかでも、タイのグルメを語るうえで欠かせないのが、屋台です。「タイといえばやっぱり屋台でしよ!」と思っている旅人も多いはず。

東南アジアの雑踏を思わせるローカルな雰囲気、商人がひとつひとつ丹精込めて作ったタイ料理。屋台は、やはりタイ旅行において一度は訪れたいですよね。

屋台ではどんなものが食べられるの?

「タイといえば屋台!」といっても料理の種類は星の数ほどあります。首都バンコク内だけでも数えきれないほどの屋台や多彩なタイ料理が存在しています。では実際にどんな料理が食べられるのでしょう?それぞれ詳しくご紹介していきますね。

辛くないタイ料理の定番!「カオマンガイ」

タイ屋台のなかでも定番中の定番、カオマンガイ。やわらかく煮込んだ鶏肉を、鶏ベースのスープで炊いたご飯に乗せて、特製のタレをつけて食べる料理です。付け合わせのスープが付いているのも特徴です。

屋台のみならずレストランのメニューとしても並ぶカオマンガイですが、もともとは大衆料理としてタイに広まっていました。 また、カオマンガイ屋台は、茹で上がった丸々一羽の鶏がぶら下がっているのが特徴です。

近くを通れば、すぐに分かります。 カオマンガイには、「蒸し鶏」と「揚げ鶏」の2種類があります。蒸し鶏のカオマンガイが一般的ですが、揚げ鶏の「カオマンガイ トー」もまた絶品ですよ。 1食あたり40~50バーツほどです。

食べごたえ満点のタイ風焼きそば「パッタイ」

タイを代表する屋台グルメ、パッタイ。カオマンガイと並んで、辛くないタイ料理のひとつです。パッタイとは、ざっくり言うと「タイ風焼きそば」のこと。

タイ語で「パッ」が「炒める」で「タイ」が「タイ国」を意味しています。 米粉で作られたビーフンをメインに、エビ、鶏肉、もやし、ニラなどと一緒に炒めます。仕上げにナンプラーやライム、ナッツ類を加えて食べる料理です。

パッタイにはいくつか種類があり、エビを炒めた「パッタイ シュリンプ」や、鶏肉を使った「パッタイ チキン」、卵を使った「パッタイ エッグ」などがあります。 屋台でのパッタイは、お店の人がその場で炒めてくれるので、アツアツの状態で食べられます。

タイ人のソウルフード「クイッティアオ」

タイの日常食である、クイッティアオ。ラーメンのような見た目が特徴で、多彩なバリエーションの麺やスープを、組み合わせて注文します。麺の原料は「米」が使われており、太麺(センヤイ)、中麺(センレック)、細麺(センミー)、ママー(インスタント麺)、バミー(中華麺)がメインとなっています。

スープは、透明であっさりした「ナムサイ」や、スパイシーで酸味のある「トムヤム」、あんかけ風の「ラートナー」、豚の血を混ぜたコクの深い「ナムトック」があります。また麺やスープだけでなく、具材も選ぶことができます。

こおばしい香りに食欲倍増「ガイヤーン」

ガイヤーンとは、甘辛いタレにつけた鶏肉を炭火でじっくりと焼き上げたタイ料理です。日本でいう「焼き鳥」のような見た目が特徴的ですね。こんがりと焼き上げたお肉に、チムと呼ばれるタレを付けて食べます。

道を歩いていて、こおばしい香りがただよってきたら、それはおそらくガイヤーンの屋台です。もともとはタイ東北の郷土料理でしたが、今ではタイ全土で食べられるようになっています。

日本でも親しみのある「ガパオライス」

日本でも親しみのあるタイ料理「ガパオライス」。日本でいうカレーと同じくらい、タイでは馴染みのある料理です。

豚肉や鶏肉、魚介類、キノコ、赤ピーマンやバジルなど多彩な食材を使い、オイスターソースやナンプラーで味付けをして炒めます。これをご飯にかけて、いちばん上に目玉焼きを乗せれば出来上がり。ちょっぴりスパイシーなのがクセになる美味しさです。

ビールとの相性抜群!「サイクロークイサーン」

タイ東北地方のイサーンから発祥したソーセージ「サイクロークイサーン」。短いフランクフルトが縦に2本連なっている料理で、豚ひき肉をメインに塩、コショウ、ニンニク、そしてご飯を発酵させて作られています。

この「発酵」がポイントで、口に入れると、爽やかな風味が広がります。ややクセがありますが、ビールとの相性は抜群です。タイビールの「レオ」や「シンハー」のお供にぜひ。

現地朝ごはんの定番!「ジョーク」

タイの朝ごはんとして有名な、ジョーク。日本でいう「おかゆ」と似たような食べ物で、お米を細かく砕いて、トロトロに煮込んで作られます。お腹にやさしい上に、生姜やネギのみじん切り、肉団子が入ったジョークを食べれば、力がみなぎってきます。また、卵入りのジョークもあるので、栄養バランスも◯。仕事前のパワーをつけるために、ジョークを食べるタイ人も多いですね。

豚の◯を使ったお肉!?「コームーヤーン」

タイ料理の定番「コームーヤーン」。「豚の喉」のお肉を細長く切ってシンプルに焼き上げた料理です。香ばしい香りと、ほどよく油が乗ったお肉は食べやすく、つい手が止まらなくなります。こちらもイサーン料理のひとつで、甘辛いタレをつけて食べます。ビールとの相性も抜群ですね。ご飯に乗せて食べるのもおすすめです。

もち米とマンゴーが奇跡のマッチング「カオニャオ・マムアン」

タイの定番デザート、カオニャオ・マムアン。塩で炊いたもち米に、マンゴーが添えられた料理です。一見「なんだこれ!?」とおどろいてしまう物珍しい料理ですが、いざ食べてみるとクセになります。もち米の程よいしょっぱさと、マンゴー独特の甘さが絶妙にマッチング。また、お好みでココナッツミルクをかけるのがオススメの食べ方です。やさしくて深みのある味わいを、ぜりご堪能あれ。

屋台の相場はどれくらい?

屋台グルメは、とにかくコスパが良い!ですね。メニューによって異なりますが、一食あたりの相場は35~50バーツほど。日本円に換算すると、高くても180円くらいですね。量もちょうどいいので、程よくお腹が満たされます。食べ足りないという人は、食べ歩きがおすすめ。コストパフォーマンス抜群なので、ぜひさまざまな屋台を巡ってみてください。

美味しい屋台の見分けるコツは?

タイに根付いた食文化だけあって、国内には無数に屋台が存在しています。初めてタイに訪れると、あまりの屋台の数に驚きます。そうすると「どこが美味しい屋台なんだろう、全然わからない…」と思いますよね。実は、視点をちょっと変えると、美味しい屋台を見つけることができますよ。絶品屋台を見分けるコツ、を特別にご紹介します!

シェフの帽子”の赤い看板があるお店

数ある屋台のなかで、”シェフの帽子が描かれた赤い看板”が立てられているお店を見かけることがあります。この看板は「政府認定」のマークで、料理のクオリティ、衛生的に問題のない、信頼されたお店であることを証明してるものです。赤い看板を見かけたら、すぐに入店することをオススメします!

屋台の混雑具合・行列具合を見る

レストランとは違い、ドアや窓がなくオープンになっているのが屋台の特徴です。そこで、店内の混雑具合や、お客さんが並んでいるかどうかを確認してみるのがおすすめ。混んでいる屋台や、長蛇の列ができている屋台は基本的に「美味しいお店」と考えてよいでしょう。特にバンコク市内には、至るところに大人気の屋台があるので、街歩きがてら探してみるのも面白そうですね。

鶏が吊らされている数を見る

カオマンガイやガイヤーンといった料理を出している屋台の特徴として、「屋台の調理台の前に、鶏が丸々吊るされている」光景が見られます。そこで注目したいのが、”鶏の数”です。たくさん鶏が吊らされている屋台は、つまり人がたくさん来るということなので、美味しいお店といえます。一方で、2~3羽しか吊らされていないお店は、あまり期待しない方が良いでしょう。

現地の人に聞いてみる

もし英語やタイ語ができるなら、現地の人に聞いてみるのが確実です。タイ観光では、タクシーに乗ることが多いと思います。タクシーやバイクタクシーの運転手とコミュニケーションを取る場面もあるはずなので、そこでオススメの屋台などを聞いてみましょう!

バンコクで絶対に行きたい屋台5選!

続いては、バンコクのおすすめ屋台をご紹介します。東南アジアが誇る大都市バンコクには、無数の屋台があり、長蛇の列ができる名店もたくさんあります。なかでも、ひときわ人気を集めるお店や屋台街を5つピックアップしました!気になるところがあれば、ぜひ足を運んでみてください。

ヘンヘン・カオマンガイ

バンコクの中心部「プロンポン」駅のすぐ下にある屋台、ヘンヘン・カオマンガイ。文字通りカオマンガイが有名な屋台で17時から21時までしか営業していない人気店です。

屋台の近くに行けば、いつも大行列ができています。なかでも揚げ鶏タイプの「カオマンガイ・トー」がおすすめ!

サクッと揚がった鶏肉とほんのりと味のついたご飯が絶妙にマッチします。一度食べれば多くの人が行列に並ぶ意味も分かります。

ジョーク・プリンス

先ほどご紹介した「ジョーク」専門の屋台です。専門店で食べるジョークは家で食べるものとは比べものにならないくらい絶品です。

ここジョークプリンスは昔からあるお店で早朝から多くのお客さんでにぎわいを見せています。極限まで細かく砕いたお米をトロトロになるまで煮込み、卵を乗せ、タイの醤油をかけていただきます。老若男女とわず好まれる料理です。

ラーン・ガイトーン・プラトゥナーム

バンコク市内にあるカオマンガイ屋さん、ラーン・ガイトーン・プラトゥナーム。又の名を「ピンクのカオマンガイ」とも呼ばれており、店員さんが皆ピンクのポロシャツを着ているのが特徴です。

安いうえにクオリティの高いカオマンガイを堪能できます。店内はいつもお客さんでびっしり。ただ、回転率が速いのですぐに席に座れます。一度食べたらやみつきになること間違いありません。

ヤワラーの屋台街

バンコク市内に走るMRTの「フアランポーン駅」から歩いて5分のところにある中華街、ヤワラー。エリア内にはびっしりと屋台が立ち並んでおり「T&Kシーフード」と呼ばれる有名屋台のほか、数々の屋台料理を食べられます。昼夜問わず多くの観光客でにぎわいを見せており、ピークタイムになるとどの席も座れなくなるほど。混雑レベルはバンコクでも一位二位を争うほどですが行く価値は大いにアリです。

ルンピニー公園 屋台村

言わずと知れたバンコクの超巨大公園「ルンピニー公園」。公園内にある屋台村がおすすめです。ここでは、タイ東北地方の名物「チムチュム」と呼ばれる鍋料理を食べることができます。コンパクトな鍋なので、2~3人の少人数でも大丈夫ですし、大人数でも楽しく鍋を囲めます。鍋はとってもスパイシーで、日本人の舌にはちょっと大変かもしれません。しかし、キンキンに冷えたビールとともに食べると、やみつきになります。

屋台で、タイならではの食文化を感じよう

タイ屋台の楽しみ方について、詳しくご紹介しました。

いかがでしたか?

タイの食といえば屋台!なイメージがありますが、実際に足を運んでみると、東南アジアのローカル感を肌で感じられます。

人によって感じ方は異なりますが、屋台には、ハマる人にはハマる魅力があります。屋台は気軽に入れる上に、食べ歩きにも最適なので、ぜひさまざまなメニューを食べて、あなたのお気に入りの一品を見つけてみてください。

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