インドネシアに移住

インドネシアの住まい事情!物件の種類からチェックポイントまで解説

インドネシアで生活する時に「インドネシアでどんな家に住めるの?」「どうやって探したらいいの?」「部屋探しで気をつけることってなに?」など、悩んでいる人も多いと思います。

この記事ではインドネシアの住居探しから家探しの方法を紹介していきます。

インドネシアの住宅事情は日本とは違います。これからインドネシアで家探しをする人は参考にしてみてください。

インドネシアの移住方法に関しては「インドネシアの移住方法!ビザ条件やメリット・物価事情・家探しまで徹底解説」の記事で詳しくまとめています。

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インドネシアの賃貸住居の種類

まずはインドネシアの物件の種類について説明していきます。

インドネシアで住居を探す場合、「コス」「アパート」「サービスアパート」「一軒家」の4種類があります。

コス

日本だとアパートのような家になります。コスによって内容は異なりますが、キッチンやトイレなど共同で使用するところが多く、門限などのルールもあります。

インドネシアでは人口の約9割がムスリムなので、異性が部屋に入ることもダメなところが多いです。

日本のアパートってよりは、寮に近い感覚かもしれません。

多くの独身のインドネシア人はコスに住んでいます。

日本人がコスに住むのは正直ハードルが高いのであまりおすすめはできません。

月々の家賃の目安:約5,000〜15,000円

メリット

  • 月払いなので入居や引っ越しが楽
  • 家賃が安い光熱費が含まれている(含まれていないところもあります)
  • インドネシア人のコミュニケーションが取れる

デメリット

  • キッチンやトイレなどが共同
  • 汚いところが多い
  • セキュリティー面の不安がある

サービスアパートメント

朝食、掃除、洗濯、ベットメイキングなどホテルのような生活が送れる住居です。特に工場がある地域にあるのも特徴です。

日本人専用のサービスアパートメント内には大浴場や日本食レストランまであります。

インドネシアでは多くの単身赴任や長期出張の人たちが生活しています。

もちろん費用は高めになっています。

月々の家賃の目安:約100,000〜400,000円

セキュリティがしっかりしている
家具などが備え付きなので家具を揃える必要がない
家賃が半年や年払いになるのでお金が必要
インターネットなどは別に契約する必要がある
光熱費が含まれていない

アパートメント

インドネシアに住んでいる多くの外国人はアパートに住んでいます。間取りもワンルームから3LDKなどさまざまで、単身赴任者や家族まで幅広い層に対応しています。

ほとんどのアパートには共同スペースにプールやジム、その他、コンビニやレストランなどの設備も充実しています。

なかにはサウナまで付いているアパートもあります。サウナーの人は毎日サウナを楽しむことができます。

セキュリティもしっかりしていて整備員などがロビーなどを巡回しています。

ほとんどのアパートでは家具など生活に必要なものは、全て備え付けられていて新しく購入する必要はありません。オーナーによって部屋のデザインがマチマチなので気に入った部屋を探しましょう。入居前にオーナーに交渉すればテレビなど新しいものを買ってくれるオーナーもいます。

セキュリティ面などを考えるとアパートは日本人には一番おすすめです。

月々の家賃の目安:約100,000〜400,000円

月々の家賃の目安:約100,000〜400,000円

  • セキュリティがしっかりしている
  • 家具などが備え付きなので家具を揃える必要がない
  • 家賃が半年や年払いになるのでお金が必要
  • インターネットなどは別に契約する必要がある
  • 光熱費が含まれていない

一軒家

インドネシア人はアパートに住む人は少なく、多くの家庭を持ったインドネシア人は一軒家に住みます。インドネシアで日本人で一軒家に住んでる人は多くありません。

しかし、インドネシアの一軒家はアパートよりも間取りも広く、庭付きやプールなどもあって日本ではできない暮らしができます。その反面、家具などは備え付きではないので、全て買い揃える必要があります。

セキュリティなども自分で探して雇う必要があるのでアパートよりも手間がかかってしまいます。

インドネシアではアパートよりも一軒家の方が需要があるので、気に入った物件を探すのが少し難しいかもしれません。

  • セキュリティがしっかりしている
  • 家具などが備え付きなので家具を揃える必要がない
  • 家賃が半年や年払いになるのでお金が必要
  • インターネットなどは別に契約する必要がある
  • 光熱費が含まれていない

日本語で可能なインドネシアの不動産

インドネシアには日本語でも対応可能な不動産がたくさんあります。不動産によって取り扱ってる物件や提示される金額も違うので、直接連絡をして聞いてみるのがおすすめです。

LIFULL

日本も有名なHOME’Sを運営しているLIFULLのインドネシア法人が運営している不動産情報サイトです。日本人のサポートもあるのでインドネシア語ができなくても安心して家探しをすることができます。

STARTS(スターツ)

日本で幅広く不動産ビジネスを展開しているSTARTSがインドネシアでも不動産仲介サービスをしているサイトです。もちろん、日本人も在籍しているので日本語で家探しをすることができます。

レオパレス21

日本でも不動産事業を手がけている大手不動産のレオパレス21です。2015年からインドネシアで不動産仲介を行っています。

メゾンマップ不動産

2000年からインドネシアで不動産業を行っています。自社の管理物件など幅広く扱っています。賃貸アパートのお部屋探しから、入居後のアフターフォローまでサポートをしています。

東京不動産

インドネシアの不動産仲介業者に登録済み。2012年からインドネシアで不動産業を行っており、宅地建物取引士の有資格者が物件を案内してくれます。

問い合わせ:+62-21-2751-5022

クラウンエージェンシー

BSI

インドネシアの不動産仲介業者協会に所属しており、ジャカルタ市内の物件であればほぼ全て取り扱っています。

エルトナ

1997年からインドネシアで不動産業を行っています。直営の物件も保有しているので他の不動産とは違いきめ細やかな対応が可能になっています。

内見する時のポイント

不動産などから紹介された物件を内見です。不動産によって異なる対応ですが、日本人や日本語が可能なインドネシア人と一緒に内見をすることも可能です。

インドネシアでは日本と違ったインドネシアならではの内見チェックポイントがあるので紹介します。

WiFi環境

インドネシアでは場所によってはインターネット回線が非常に悪く、部屋からインターネットを使えないこともあります。スマホからインターネット回線の速度テストアプリなどで、インターネット速度をチェックしましょう。

水回り

インドネシアではシャワーなどの水圧が非常に弱かったり、お湯が出なかったりする物件もたくさんあります。シャワーなど実際に水を出してチェックしましょう。

モスクの位置

人口の9割がムスリムのインドネシアでは1日に5回お祈りの時にモスクから大音量でAdzan(アザーン)が流れます。

朝は4時からスピーカーで流れる大音量のAdzan(アザーン)が流れるので、慣れないと朝にうなされるはめになります。

モスクの場所が少し離れていれば問題ないですが、真隣だとかなり大きい音などで毎朝4時に起きることになってしまうかもしません。

自分にあった家・部屋を借りよう

インドネシアの住居探しの紹介をしました。

いかがでしたか?

海外生活ではストレスも溜まりがちです。自宅に帰ってリラックスできる空間を確保することは大切です。

条件を絞って色々な物件を見てみるのがいいでしょう。

時間はかかってもリラックスできる家・部屋を探すのがおすすめです。

素敵な家・部屋が見つかるといいですね。