タイに移住

タイの移住方法!ビザ条件やメリット・物価事情・家探しまで徹底解説

「タイでの移住を考えているけど、具体的に何をすればいいの?ビザの種類や条件を知りたい。またタイ生活のメリットやデメリットも教えてほしい!」と考えているあなたへ。

そこで今回は「タイ移住に失敗しないための方法」を詳しく解説します!一見難しそうに見えるタイ移住ですが、いざやってみると意外とハードルは低いです。快適なタイ生活を送るためにも、あらかじめ知識をつけて、ぜひ移住を実現させましょう!

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タイ基本データ

面積51万4,000平方キロメートル
人口6,572万人
首都バンコク
民族ほとんどがタイ族
言語タイ語
宗教仏教

タイに住む日本人の在留邦人数

永住者数1,499
長期滞在者数71,255
合計72,754

2017年にタイに住む日本人は72,754人となり、海外で住む日本人数ランキングでは4位にランクインしています。年々タイに住む日本人は増加傾向にあり、東南アジアでは一番多く日本人が暮らしています。

タイ移住にはどんな方法があるの?

タイに移住するには、具体的にどのような方法があるのでしょう?以下のような方法があるので、それぞれご紹介していきます。

タイで就職する

タイ移住したい人のほとんどが、現地での就職を考えているはずです。もちろんタイで就職すれば、ビジネスビザによって、現地に住むことができます。タイには5000もの日系企業が進出しており、日本人を雇用したいと考えて求人を出している企業が山ほどあります。現地就職のハードルは意外と低いので、移住するなら狙い目ですね。

タイで起業する

タイで事業を始める場合も、現地に長期滞在することができます。(ビジネスビザ)ただ、タイで起業するには準備や多大な資金、時間が必要になる上に、会社を維持するのにもコストがかかります。現地で本腰を入れて商売する人ならOKですが、「移住するために起業する」という人にはあまりオススメできません。

タイ人と結婚する

タイ人と結婚すると、配偶者ビザ(Oビザ)を取得できるようになり、1年ごと更新が必要ですが、現地在住が可能になります。またタイ人と結婚している場合は、「永住権」を取得することもできます。

タイの永住権を取得する

タイに完全移住したいなら永住権の取得がベストですが、永住権は「タイ人配偶者がいる場合」もしくは「タイ国内で働いている場合」が前提となります。先ほど述べたように、タイでの就職、事業、タイ人の配偶者がいる場合は永住権を取れる可能性があるので、視野に入れておくと良いですね。

ロングステイビザを取得する

50歳以上であれば、ロングステイビザを取ることもできます。「年金ビザ」「ロングステイビザ(1年)」「ロングステイビザ(10年)」の3つが発行されていて、それぞれ条件を満たしていれば取得可能です。各ビザ、滞在日数が決められていますが、いずれも延長可能なので、永住に近いかたちでのタイ生活が可能になります。

タイに留学する

タイに留学やインターンシップへ参加する場合は、「EDビザ」を取得してタイに住むことができます。移住というより勉強目的の滞在になりますが、実質的にはタイ移住が実現します。

観光ビザで中期滞在することも可能です【ほぼ移住】

いわゆる一般的な移住のイメージとは少し異なりますが、タイの観光ビザを取れば3ヶ月の滞在が可能になります。ビザ取得のタイミングを見計らえば、最大5ヶ月の滞在も可能です。当然ながらタイで働く人、事業を行っている人は観光ビザでの滞在はできません。旅行目的でタイを訪れて「移住気分を味わいたい」という人にはオススメですね。

長期滞在できるビザの種類と条件は?

それぞれのビザと、取得の条件について解説していきます。ビザの種類によって条件は変わってくるので要チェックです!

ビジネスビザ

タイで就職、もしくは起業する際に取得できる「ビジネスビザ(Bビザ)」。就労を目的としてタイに滞在する人が対象となります。

配偶者ビザ

タイ人と結婚した場合に取得できる「配偶者ビザ(ノンイミグラント-O」。「タイ在住の配偶者・扶養家族(タイ人)と会する、共に居住することを目的とする」が条件となっています。

年金ビザ

年金受給者が取得できる「年金ビザ(ノンイミグラント-O)」。文字通り、日本国内で年金を受給している人が対象のビザです。年金の受給額が月6万5千バーツ(約22万円)以上の年金証明書が必要になります。

ロングステイビザ(1年)

50歳以上のみが取得できる「ロングステイビザ(ノンイミグラント O-A」。 タイ国内に1年、もしくは1年以上の滞在を考えている人が対象となります。 また、金融証明書として、「タイ国内の銀行に80万バーツ(270万円)以上の預金残高」が必要となります。

ロングステイビザ(10年)

同じく50歳以上にのみ取得が認められる「ロングステイビザ(ノンイミグラント O-X)」。2017年より開設された新たなビザなので、取得者はまだ少ないですね。金融証明書として、タイ国内の銀行に300万バーツ(450万円)以上の預金残高」が必要になります。

EDビザ

留学やインターンに行く人が取得できる「EDビザ」。タイ国が認めた学校でのみ発行されているので、「教育ビザ取得可」と表記されている学校を選ぶ必要があります。インターンの場合は、民間企業または国際機関で、日本で通学している学校のカリキュラムに含まれるものであることが条件となっています。

タイ移住のメリットとデメリットは?

メリットは?

生活コストが低い

タイは東南アジアの国なので、日本の3分の1ほどの物価と言われています。食事も屋台で済ませると、1食40バーツ(約140円)程で済みます。その他デパートでの生活必需品やタクシー、カフェでのコーヒー代など、日本と比べるとかなり安いです。それからタイには「寒い冬」が存在しないので、年中を通してTシャツ短パンでOK。衣服にもお金がかかりません。

日本からのアクセスが良い

日本から近いのも、タイ移住のメリットのひとつ。日本から直行便がたくさん出ており、6~7時間でタイに行くことができます。今ではLCCも飛んでいるので、往復航空券でも3~4万円で済みます。また、時差もわずか2時間(日本よりり遅い)なので、日本にいる友人との連絡にも困ることはありません。

※出国する際は「リエントリーパーミット」が必要!

タイを出国する際は「リエントリーパーミット」と呼ばれる再入国許可証が必要になります。

取得できる場所は以下の通りです。

  • 入国管理局本局
  • 旧入国管理局
  • スワンナプーム国際空港(出国当日のみ)

年中を通して温暖な気候

タイ(バンコク)は、年平均気温は29度と、年中を通して暖かい国です。寒い冬が苦手な人にとっては、まさに楽園のような場所ですね。ただ、気温は安定しているものの、湿度が低く晴れている「乾季」、雨の多い「雨季」、1年の中で特に暑い「暑季」といった季節に分かれています。日本にはない気候なので、最初は慣れないかもしれません。

英語ができなくても劣等感を感じない

移住時の言語は、基本的に英語になるかと思います。当然ながらタイは英語圏ではないので、タイの人々もそこまで英語が達者ではありません。なので、英語が苦手な人でも劣等感を感じることなく、堂々とコミュニケーションを取れます。そういった意味では、アメリカやイギリスといった英語圏よりも圧倒的に過ごしやすいはず。

「微笑みの国」なので人間関係のストレスが少ない

タイは、人々がおおらかで優しいことから「微笑みの国」とも言われています。仕忙しそうな人はあまり見ませんし、気ままに生活している人が多い印象です。人間関係もルーズなので、コミュニケーションに気を使うことがなく、生活しやすいですね。

デメリットは?

タイ語ができないと少し困る

先ほども言ったように、英語が苦手なタイ人も多いです。なかには全く英語ができないタイ人も少なくないので、日常会話レベルのタイ語を身につけておくと役に立ちます。「英語がちょっとできるから大丈夫!」と過信していると、後々つらくなるかも。

水回りが安心できない

東南アジアで気になるのが「水回り」。住む場所やお店によって変わりますが、やはり日本と比べるとトイレ周りやシャワーは、やや不衛生です。東南アジアに慣れていない人は、最初ストレスを感じてしまうかもしれません。

東南アジアならではの病気に注意

日本にない病気にかかることも。代表的なのが、食べ物による食中毒ですね。食あたりはけっこう高確率で起こるので要注意です。また、滅多にありませんが、蚊に刺されたことによる感染症などにも注意しましょう。死に至るような病気にはなりませんが、滞在期間が長ければ長いほど病気のリスクが高くなります。現地の病院をチェックしたり、保険に加入したりするなど、自分の身を守る対策をしておきましょう。

タイ移住に失敗するケースは?

予想以上に出費がかさむ

タイは物価の安い国として知られていますが、節約せずに生活していると、日本と同じくらい生活費がかさむことも。たしかに現地の屋台やタクシー、住居は安いのですが、輸入品や日本食のレストランは日本とほぼ同じ物価になります。私も経験がありますが、後先を考えずに「どうせ安いから好きなもの買って好きなものを食べよう!」とお金を使っていると、あとで痛い目を見るかもしれません。

タイ人との人間関係に疲れてしまう

先ほど「タイは微笑みの国」と言いましたが、タイ人のまったりとした性格が自分と合わなくて、逆にストレスを感じてしまうことも。日本人特有の「何事もきっちりやらなきゃ精神」とのギャップを感じてしまい、タイ生活がつまらなくなるケースもあります。ただ、ここは日本ではありません。文化や国民性が異なるのは当然。現地の文化をしっかりと理解して、馴染む努力をする姿勢が大切です。

不衛生な環境にストレスを感じる

タイの不衛生な環境に耐えきれなくってストレスを感じ、移住に失敗してしまうケースです。1~2週間の旅行ならまだしも、数ヶ月住むとなると、やはり多少のストレスはかかってしまいます。ウォシュレットがなかったり、お風呂に入れなかったり、水道水が飲めなかったり。それから屋台も少し不衛生です。私もバンコクに住んだ経験があるのですが、何度か「日本に帰りたい」と思ったことがあります…。こればっかりは人によるのですが、衛生環境によるストレスは、ある程度覚悟していく必要があるかもしれません。

タイでの住居は?家探しはどうするのか

移住となると気になるのが「家探し」です。海外で家を借りるってなかなかイメージしづらいですよね。でも大丈夫!タイで家を借りるのはとっても簡単なんです。インターネットで検索すれば、賃貸物件のサイトが出てくるので、そこで家を探す→内覧→契約書という流れになります。タイでは「アパート」もしくは「コンドミニアム」が主流ですね。家賃をぐっと抑えたい人は1万円台の物件がありますし、月3~4万円を払えばジムやプールのついたコンドミニアムを借りることもできちゃいます。また、契約するときにはあらかじめ「デポジット」と呼ばれる保証金が必要になる場合がほとんどです。ここで家賃1ヶ月分のデポジットを払います。

日本人におすすめのタイ移住先はこちら!

バンコク

言わずと知れたタイの首都「バンコク」。もはや発展途上国とは言えないほど大都市に成長していて、街並みは東京とさほど変わりません。多くの日系企業が拠点を構えていたり、あちこちにショッピングセンターが点在していたりと、日本と変わらず便利で快適に暮らせます。

チェンマイ

バンコクから北に700kmのところにある、タイ第二の都市「チェンマイ」。バンコクのような大都市の喧騒はなく、優雅にのんびりと暮らせる都市です。かつ物価も安いので、コストを抑えつつ移住生活を楽しめますね。日本人の移住者もたくさんいます。

プーケット

タイのリゾート地として知られる「プーケット」。日本人の移住者も多くなく、海沿いでスローライフを満喫できます。ゆったりと自由気ままに生活したい人にはぴったりですね。ただ、他の都市と比べると、治安が少し悪いので、安全対策をしっかりと行いましょう。

タイ移住に失敗しないために

タイ移住に失敗しない方法を詳しくご紹介しました。いかがでしたか?トラブルなく移住にするためにも、ビザの種類や条件をはじめ、現地の物価、生活のメリットとデメリットなど、移住する前にしっかりとチェックしておきましょう!あらかじめ予習しておけば、予想外の失敗をすることはないはずです。

あなたのタイ移住がステキなものになりますように。

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